トップページ > TRAVEL > 2004-07-22~07-29 ロマンチック街道(ドイツ・スイス・フランス) > ドイツ・スイス・フランス 1日目 ドイツ ハイデルベルグ・ローテンブルグ
ドイツの入国審査は結構慎重。
イタリアとはえらい違いです。
更に入国し、外に出る前にツアーでもバゲージ検査もありました。
免税範囲を超えて持ち込みしていないかの検査でしょうね。
ツアー添乗員入れて20名なのですが、うち2名のスーツケースを開けられました。
私のは開けられませんでした。
そしてバスに乗り込み観光へ出発。
今回は現地ガイドさんがいません。
全部添乗員さんが説明してくれます。
大変っす!
でもすごいいい添乗員さんだったので良かったです。
ハイデルベルグの町を一望できる高台に立つ、かつてこの地を治めていたプファルツ伯の居城です。
バロック様式、ルネッサンス様式などが入り乱れている変わったお城です。
地下にはワインセラーがあり、城の人間のためのワインを貯蔵しておく大樽もあります。
大樽の前には番人ペルケオの像があります。
このペルケオは大酒のみで、あまりに飲むので、こっそりワインの変わりに水を飲ませたら死んでしまったそうです。
そんなばかな~と思えるお話です。
またこのペルケオはイタズラ好きでもあり、ビックリ箱がここには設置してあります。
是非ヒモを引っ張ってビックリしてください!
ワイン試飲コーナー(有料)もあるのですが、私たちは朝早かったのでまだオープンしてませんでした。
また城の庭の前にある門は「エリザベス門」といい、フリードリヒ5世が、英国から嫁いできた王妃エリザベスの誕生日のお祝いとして、一晩のうちに建てさせたというステキなお話も残っています。
このハイデルベルグ城では挙式もできるようですよ。
右の写真はハイデルベルグ城から町をみたところです。
中々にいい眺めです。
なんとなくフィレンツェに似てるかな?
ネッカー川にかかる橋はアルテブリュッケと呼ばれ、橋の入り口にはサルのようなマントヒヒのような置物がありました。
顔を入れて写真を撮ることもできますが、結構マヌケ?
ハイデルベルグは学生の町で、ハイデルベルグ大学が町のあっちこっちに点在しています。
大学は1386年にルプレヒト1世が設立しました。
普段なら学生でごった返す町だそうですが、7月ということで皆様バカンスのお休み。
あまり自転車の群れなどありませんでした。
それでも賑わっている町です。
左の写真は聖霊教会。
有料で入れます(私は入ってないけど・・・)。
この教会の傍に町で一番古い建物があります。
現在はホテルとして使われています。
また教会の前がマルクト広場<Marktplatz>で、その向かいには市庁舎があります。
そこで丁度何組かのカップルが結婚式をしてました。
ドレスというカンジの服は着ず、結構地味でした。
私たちが結婚式にお呼ばれされた時に着るようなドレスでした。
左の写真は学生牢内部です。
ここも有料ですが見学できます。
牢というカンジはあまりせず、反省室みたいなカンジでした。
中世の学生たちが悪さをして入れられた牢なんだけど、逆に牢に入ることがステータスのようだったので、喜んで入っていたらしいです。
そして入った証拠(?)に壁やら天井に落書をしていったそうです。
とにかくこの落書は凄過ぎます。
横顔が多いんですが、あとは文字かな?
また各部屋の入り口(ドア)には名前がついていて、ホテルみたいにしてたそうです。
机も彫ってあって凄いことになっています。
一応牢なんで窓には鉄格子ついてますが、出ようと思えば簡単に出れそうな造りでした。
各部屋はスルーで動けるようですし。
トイレは共同のようでした。
もちろんトイレの壁も落書だらけ~。
ハイデルベルグ観光を終え、バスはローテンブルクへ。
ローテンベルクへは古城街道を通ります。
古城街道とは50余の古城があっちこっちに点々と立っている街道です。
バスの中からの見学だったんで全然写真は撮れませんでした。
お城なんで山の上の方にあるため、見るのも大変でした。
唯一2箇所ほどバスを停めれる場所がありますが、あまり見えないかな?
とりあえずネッカー川に沿って古城があっちこっちにある、そんな所です。
現在レストランやホテルになってるところもあるようです。
そのままバスは走りローテンブルグに到着。
とりあえず本日のホテル(ローテンブルグの城壁の外にあるメリアンホテル)にチェックインして荷物を解体。
一息ついたらローテンブルグ観光へと向かいました。
ローテンブルグは中世の趣を残す城壁都市。
実際に城壁の上を歩くこともできます。
写真一番左はマルクト広場から市庁舎を見たところです。
2枚目は城壁に登って城壁の様子を撮影したものです。
市庁舎の隣にある旧宴会場(中世では役人は無報酬だったため、飲食がタダだった。その食べるところが宴会場らしいです)。
今はこの宴会場は観光案内所となっています。
この建物には仕掛け時計があり、ある一定の時間になるとマイスタートルンクというお話を再現した仕掛けが動きます。
私は睡魔に負けて見てません。
お昼と夜にあるみたいです。
「マイスタートルンク」とは30年戦争でテイリー将軍率いるスウェーデン軍にローテンブルグが攻め落とされたときに、ヌッシュ市長が、町を救うべくジョッキいっぱいのワインを飲み干したというお話です。
この日の昼食はかなりイマイチでした。
お肉はまあまあかな~と思ったんですが、マッシュポテトが最悪でした。
あんなにとろとろのマッシュポテトは初めて食べた・・・。
夕食はホテルにて。
可もなく不可もなく適度においしかったですが、さすがドイツです。
ジャガイモばかり食べ続けています。
どこに行ってもジャガイモが出ます。
マッシュポテトかフライドポテトです。
ドイツはワインとビールが大変おいしいので、もちろん飲みました!
お土産にも買って帰りましょう♪