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トップページ > TRAVEL > 2010-09-29~10-02 韓国 > 韓国~KOREA~ 2日目 ヨンイン~慶州

韓国~KOREA~ 2日目 ヨンイン~慶州

いよいよ本日から本格的に観光開始です。
普通ならホテルで朝食なのですが、今回はホテルではなく外のレストランで食事。
しかも他のホテルに宿泊しているお客さんもいるので(この日はホテル選択・・・というより宿泊地選択でした)、別のホテルのお客さんと合流してからレストランへ行くことになります。
で、私たちが宿泊していたホテルが出発地点で、別のホテルへ向かう・・・朝ごはんの関係もある・・・てこってなんと朝7時30頃に出発!!
早い・・・しかも朝ごはん食べてないから歯磨きがまともにできん・・・。
軽く磨いておいて、朝食後にキシリトールガムでなんとかするか・・・。
私たちが宿泊していたのは龍仁(ヨンイン)でもう一つは水原(スウォン)にあるホテル。
そこへは30分以上かかりました。
お腹すいた・・・。
合流してレストランに到着した時には、かなりペコペコ状態になってました。
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本日の朝食は韓国式朝定食。
日本の旅館で出る朝食に似てなくもない・・・かな?
焼き魚に卵焼き、ご飯に味噌汁がありました。
他にナムル・キムチも当然ありましたが。
ご飯は五穀米だったんで、ナムルを混ぜてビビンバを作るのはヤメました。
卵焼きが激ウマでした!ニラとニンジンが入っていたんですが、マジ美味い!!
キムチは大根の葉っぱのものがあり、これが激辛でした・・・。
白菜のキムチはおいしかったです。
今年は野菜の価格高騰のため、韓国の方もキムチ作りに困っているそうです。
味噌汁は・・・おいしいんだけど、味噌汁と思わない方がいいかな?韓国の味噌を使ったスープです。
バスの運転手さんはご飯をスープに入れて、そこにナムルとかおかずとかを入れて食べてました。
そうか・・・あれが韓国式の食べ方なんだな。
次からは見習って行こうと思いました。
郷に入っては郷に従え!ですからね!!

◆健陵

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健陵は韓国にある朝鮮王陵40基の一つで、隣にに隆陵もありました。
どのお墓も同じ形式だということなのか分かりませんが、今回は健陵のみの見学となりました。
1枚のチケットで隆陵・健陵見えるんだから見に行かせてくれよ・・・もったいないじゃんか。
朝鮮王陵は朝鮮王朝の王族の墓。
朝鮮王朝は、儒教を統治理念とし、先祖への尊敬と崇慕を主な価値とし、歴代の王と王妃の陵を厳格に管理していました。
そのため全42基(韓国に40基、北朝鮮に2基)ある陵は一つも毀損されずに完全に保存されています。
その価値が評価されて朝鮮王陵全てが世界遺産に2009年登録されました。
今回訪れた健陵は、昨日訪問した水原華城を造営した正祖とその王妃の墓。
お隣には正祖の父である思悼王子とその妃の墓である隆陵があります。
死してなお、尊敬する父の傍にいたかったんだなと思いました。
紅箭門という鳥居のような門(写真2枚目)をくぐると石畳があり、その中央には左側にやや高い霊魂の通る神道と、その右側に神道より低い王族が通る御道があります。
この道の先に丁字閣(写真3枚目)という祭祀を行う丁字形の建物があります。
この建物の後ろに墓所があるのですが、そこは立ち入り禁止。
カメラのデジタルズームを駆使ししても5枚目の写真程度にか撮れませんでした。
真ん中のこんもりしているのが陵寝という死者の眠る場所で、盗掘されてません。
その周りを写真ではちょこっとしか確認できませんが、ぐるっと石でできた垣根があります。
陵寝の両側には馬などの動物の石像が配され、王たちを守っています。
陵寝前方には武人・文人の石像も配されています。
朝鮮王陵の何が凄いって、ただ毀損されずに保存されていることだけではなく、今現在も山陵祭礼が執り行われていること。
祭礼の行われている時に行ってみたいものです。

健陵の観光後、一路慶州へ。
途中のサービスエリアでどーしてもコーヒーが飲みたくなってコーヒーを買いました。
朝食がビュッフェスタイルじゃないからコーヒーがないんですよ~(泣)
毎朝コーヒーを飲む人間としては、ほぼ禁断症状でした(笑)
かなりアツアツなコーヒーでしたが、満足満足。
3800ウォン(280円くらい)でした。安いね。

慶州に到着してまずは昼食。
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昼食は参鶏湯が予定されていたんですが、私は一度食べたことある上に分量が多いのも知っていました。
3人グループなんで皆が皆同じもの喰うことはないってんで、希望者のみ石焼ビビンバへのチェンジ可能だったので、石焼ビビンバにチェンジしてもらいました。
父と母が参鶏湯で私が石焼ビビンバ。
両親は参鶏湯は初体験だったので、どんなもんか興味津々なようでした。
母の参鶏湯と私の石焼ビビンバをある程度交換して、ちゃんと両方楽しみました!
美味かった~~~!!!
両親も参鶏湯の柔らかさ、さっぱりさに感動して美味い美味いを連発してました。
真昼間からビール飲んでました(苦笑)
石焼ビビンバには入っていたものだけじゃもの足りないんで、どかんと出ていたキムチ・ナムルも放り込んで混ぜ混ぜして食べました。
このレストランの横には紫水晶の直営店があり、そこで一目ぼれしてしまったピアスとネックレスを購入。
高かったけど、マジで一目ぼれだったんでOKです!(いいのか?)
支払いはコワイけどさ・・・。
2点購入で2万以上でございましたわ・・・。

◆古墳公園<コブン・コンウォン>

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新羅王朝の王族の大規模な古墳群で、正式名称は大陵苑といいます。
公園内には7基の王陵を始め23基の古墳が集まっていています。
その中で唯一内部の見学ができるのは天馬塚のみとなっています。
運が悪いことにこの時期は韓国修学旅行のシーズン。
とんでもなくたくさんのお子様がいらっしゃいました・・・。
大混雑・・・しかしお子様から「こんにちは」とか言ってもらえると嬉しかったですね。
中には何故か「ニーハオ」と中国人と勘違いしてくださったお子様もいらっしゃいましたが(笑)
これらの古墳は未盗掘だそうで、ガイドさんの説明によれば盗掘しにくい構造になっているそうです。
天馬塚の内部に入った・・・けど、そんな構造は全然分かりませんでした。
展示方法が悪い。
そのまま保存されているわけじゃなく、展示室のようにしちゃっているので、当時の形が分かりにくいです。
現在でこそ公園として入場料とっているのですが、ガイドさんによるとその昔はフリーに出入りでき、なおかつ子供が古墳の上から滑って遊んでいたそうです(笑)

◆石窟庵<ソックラム>

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吐含山にあるお寺です。
751年、宰相金大城の命により仏国寺拡張の一環として建造され、その後朝鮮王朝時代の仏教弾圧で忘れ去られ、20世紀初頭に発見されました。
その後修復工事を経て、現在に至ります。
1枚目の写真はお寺参道への入り口の門。
2枚目は門の前にある鐘ですが、日本の釣鐘と違って、叩くやつがものすっごい下のほうにあります。
日本では肩のあたりにあるものが足元です。
この鐘をつくのに1000ウォン要ります。
このお金は恵まれない子供に寄付されるそうです。
3枚目はお手水?この水は飲めます。
ちょっと甘いかな?ペットボトルに入れている人もいました。
4枚目写真に写っている建物の中に石窟があり、その中に釈迦如来像があります。
釈迦如来像が作られ、その周りを花崗岩を使ってドームを築き、それに土をかぶせて人工的に石窟が作られています。
天然の洞窟に釈迦如来像を安置してあるわけではありません。
この御本尊、冬至と夏至の朝に太陽の光があたるように計算されているそうです。
すごいです。
昔は中まで入れたそうですが、現在はガラス越しでの拝観となります。
おかげで釈迦如来像の周りに彫られている各像が見にくいです。

◆仏国寺<ブルグクサ>

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仏国寺は石窟庵から降りてくる途中にあります。
仏国寺は新羅時代の751年に創建されたもので、1593年の文禄の役で大半が焼失。
その後何度か再建されて、1995年に世界遺産に登録されました。
入り口を入って庭園を抜けると天王門という門があり、中には四天王像があります。
さらに進むと伽藍前に出ます。
正面にあるのが紫霞門(写真2枚目)、その奥が大雄殿(写真3枚目)、西側には安養門と極楽殿(写真4枚目)があります。
紫霞門の写真で建物の中断あたりに手すりらしきあるものが分かるかと思いますが、そこから下は当時水がはってあったそうです。
つまり撮影していた場所は、当時水の中ってことです。
排水施設などもその高さにありました。
こちらのお寺は外側の撮影はOKですが、内部はNG。
撮ってると「写真はダメですよ~」とカタコトの日本語で怒られます(笑)

◆雁鴨池<アナプジ>

37.jpg38.jpg新羅第30代文武王により674年に造成された新羅王朝の離宮。
建物の大半がなくなっていて、礎石が残るのみとなっています。
元々何もなく、池があったのみだったのが、1975年の発掘調査によって池の底から金銅製の仏像や、舟遊びに使われた丸木舟など約2万点の遺物が出土しました。
ガイドさんによると、当時の人たちは自分たちの痕跡の消すために、使っていたものを全て池の中に投げ捨てたそうです。
もったいない・・・。
今回はライトアップ観光でもあったので、がんばって夜景撮影を試みましたが、やはり夜景は難しい!

さて、ようやく夕食です。
39.jpg40.jpg本日の夕食は海鮮鍋です。
鍋にはマッコリが合うというガイドさんの勧めにより、マッコリを注文。
3人で壺1杯で十分な量でした。
日本でマッコリは飲んだことあったけど、本場のマッコリは日本で飲んだものより発泡してて、飲んだらシュワっとしました。
鍋はおいしかったのですが、鮮度が微妙・・・。
口を開けない貝があっちこっちのテーブルで発生。
ウチは一番早くに苦情出しまして、貝を取り替えてもらいましたが、何だったんだ?
飲食店としてこれでいいのか?ってカンジですね。
で、今朝悟った郷に入っては郷に従え方針を発揮し、ご飯にナムルとキムチをドカンと混ぜてお手製ビビンバを楽しみました。
美味かった~♪

食事を終えて今夜のお宿へ。
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本日のお宿も昨日に引き続き慶州ハンファリゾート。
リゾートホテルらしくプールがあったりします。
そしてキッチンもありましたが、バスタブはなかった・・・。
オンドル部屋なんですが、今回はベッドがありました。
中々に快適です。