トップページ > TRAVEL > 2001-07 中国~CHINA~ > 中国~CHINA~ 2日目 北京
西安から北京へ中国国内線で飛びました。
北京の空港はとても大きいのですが、夜に着いたためし~んとしてました。
さっさと荷物を持ってバスに乗り込み本日のホテルへ直行。
いつもこんな移動ばっか・・・(泣)
北京の中心にあり、とにかくでかい広場。
凧揚げしている人がとても多いです。
所々に兵士もいてちょっと物騒なカンジもします。
端から歩いていると、中々反対側まで辿り着きません。
それくらいデカイ広場です。
凧売りの人やスリも大勢いますのでご注意。
天安門の真ん中にある肖像画は有名な毛沢東主席です。
天気が悪そうに見えますが、中国はいつもこんなもんです。
砂が飛んでいるらしいです。
左写真の手前に見える石碑。
天安門広場中央に聳え立つ尖塔で高さ38m。
回りの人間の大きさを見れば対比しやすいかと思います。
これは革命のために尽くした戦士の功績を讃えるもので、1958年のメーデーに落成しました。
碑の正面に毛沢東の筆による金文字、背面には周恩来が書いた碑文が刻まれています。
記念碑の後ろにある建物が毛主席記念堂。
中には入ってませんが、無料のようです。
ここには1976年9月9日に死去した毛沢東の遺体が安置されています。
建物の中に入る時は脱帽、立ち止まっての見学及び撮影は禁止だそうです。
行かれる方は注意してください。
どっちがどっちだったのか最早分かりませんが、天安門広場の東西に対称に建っています。
どちらの建物も入ってませんが入場は可能です。
ただし人民大会堂は会議開催時は入れません。
広場西側にあるのが人民大会堂。
中国の政治の中心部で日本の国会議事堂のようなもの。
広場東側にあるのが中国歴史博物館・革命博物館。
向かって右側が中国歴史博物館で左側が革命博物館。
歴史博物館には原始時代からアヘン戦争あたりの資料が展示されています。
革命博物館はその後です。
キレイに分類されているようなので、見易いかもしれません。
入りたかった・・・。
明・清朝を通じて、皇帝が五穀豊穣を天の神に祈ったところ。
明の永楽帝の時代に建てられ、清の乾隆帝の時代に改築され現在に至ります。
周囲6kmに及ぶ公園でとにかく広いです。
有料にも係わらず公園の中には人がいっぱい。
観光客ではなく、太極拳やら囲碁やらやって皆寛いでいます。
中々面白かったのは、扇子や剣を持って舞っている人たちかな?
「おお~!」と思わずにはいられない光景です。
そして祈年殿は、天壇公園の中にあるシンボル。
青い瑠璃瓦で、とてもキレイです。
写真じゃ見えないけど・・・。
高さ38mあり、内部は釘を1本も使わない構造だそうです。
周囲に12本ずつの円柱が2重に取り巻いています。
中国ではとにかく有名な建物。
これを知らない人はいないんじゃないでしょうか?
実物を見ると圧倒されます。
故宮は明・清朝の皇帝の居城で現在は博物館として公開されています。
かつては「紫禁城」と呼ばれていました。
東西750m、南北1,000mの城壁で囲まれ、四角に角楼が建っています。
日本の平安京(内裏及び大内裏)なんかもこんなカンジです。
もっと小さいけど・・・。
写真は太和殿<タイ・ホー・ディエン>。
現存する中国最大の木造建築で、皇帝の即位の式典などが行われた場所。
階段の真ん中は皇帝しか通れない場所で、今でも一般の人は通れません。
皇帝は輿に乗って担ぐ人がその脇の階段を使って登り降りします。
映画ラストエンペラーに出てきます。
龍か何かの彫刻が施されていたと思います。
本来なら紫禁城内部も見学できるんですが、旅行会社の都合によりカット!(怒)。
ラストエンペラーの中に出てきた皇帝が自転車に乗るシーンで使われた通路を歩かされ、一直線に土産物屋に放り込まれた。
そこでかなり時間を取られかなりムカつきました。
こんなくだらん土産見せるんなら、もっと紫禁城の中見せろよ!と言いたい。
おかげでまた北京に行かなくてはいけない理由ができた・・・。
ガイドブックによれば紫禁城内廷は見所満載で、皇帝・皇后・宮女らの私的な生活が営まれた建物を見れるのは興味深い。
更に映画「西太后」で有名は場所も見えるとあり、かなり悔しい・・・。
ついでに、故宮を出ると物売りがかなり激しいです。
服を掴んで言い寄って来ます。
あまりにしつこいんで肘鉄食らわしてしまった・・・。
いらない人はきっぱりと「不要<ブー・ヤオ>!」と怒鳴ってやりましょう。
言っても中々引いてくれないんだけど・・・。
結構あちらこちらに万里の長城の登り口があるようで、私はそのうちのどれに行ったのかは覚えありません。
たぶんどこでも同じだと思います。
とにかく歩くのはキツ!
人間が歩くにはキツすぎる勾配です。
あまりに急なので手をついて登らないといけない場所があります。
4足動物状態ですね。
おかげで帰りは転げそうですよ。
よくもまあこんなもん建てたもんだと思います。
この万里の長城で北京観光は終わり。
その後寝台特急に乗って一路上海へ。