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トップページ > TRAVEL > 2003-07-24~07-31 イタリア~ITALIA~ > イタリア~ITALIA~ 3日目 フィレンツェ

イタリア~ITALIA~ 3日目 フィレンツェ

朝5時起床。
9時前にはホテルを出発しました。
フィレンツェまで約270kmのバスの旅~。
異常に遠い・・・。
ハードです。
フィレンツェに到着したのは昼過ぎ。
まずは昼食。
昼食は中華。
何故イタリアまで来て中華?しかも不味い・・・。
2年前に中国へ行っているので、本場中華を食べた人間にとってこの中華は激マズ・・・。
イタリアなんだからイタメシ食わしてくれ!
フィレンツェはバスで移動できないためオール徒歩観光。
4~5時間歩きっぱなしです。
フィレンツェと言えば、映画『冷静と情熱のあいだ』の舞台になった所。
映画の雰囲気そのまんま!で感動。
エンヤの曲がぴったりの町。
が、壁中落書だらけってどういうことよ?
花の都、芸術の町フィレンツェは落書とゴミの町でもあった・・・。
もっとキレイにしろよ・・・。
折角のキレイな景色が台無しだ~!

◆ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)<Duomo(S. Maria del Fiore)>

8.jpgブルネレスキ発案の二重構造の建築方法により1436年完成。
八角形の内陣の上に高さ107mのクーポラがのった大聖堂。
奥行き153m、最大幅90m。
本当にキレイです。
クーポラは上まで昇ることも可能です。(6ユーロ)
地下遺跡もあります。
こちらは3ユーロで見学可能。
時間がなくてパスだった・・・。
地下遺跡はドゥオーモ発案者ブルネレスキの墓。
ていうか教会って全部墓なんだよね。

◆ジョットの鐘楼<Campanile di Giotto>

9.jpg1334年にジョットの設計により建設が始められ、彼の死後アンドレア・ピサーノ、フランテェスコ・タレンティの手を経て1359年に完成した84mの塔。
414段の階段があり、登るのは大変かと・・・。
こちらも有料で登れます。
ドゥオーモとキレイに調和しています。
基部や上部に数々の彫像やレリーフがありますが、全てレプリカです。
オリジナルはドゥオーモ付属博物館に所蔵されています。

◆シニョーリア広場<Piazza della Signoria>

11.jpgサン・ジョヴァンニ地区からサンタ・クローツェ地区へ移動。
距離は大したことありません。
シニョーリア広場は共和国時代からの政治の中心地であり、ヴェッキオ宮殿とロッジアに囲まれた大広場。
ここにダヴィデ像の複製が立っています(写真撮ってないけど・・・)。
この広場には数多くの像が立ち並んでいます。

◆ヴェッキオ宮殿<Palazzo Vecchio>

広場の正面のヴェッキオ宮殿は14世紀初頭のゴシック建築。
コジモ1世が居城とした16世紀にルネッサンス様式に改装。
現在は市庁舎として使われています。
勿論入ることは可能です。
有料ですが・・・。
中には天井や壁にすばらしいフレスコ画が描かれています。

◆ウッフィッツィ美術館<Galleria degli Uffizi>

ヴェッキオ宮殿の横にはウッフィッツィ美術館があります。
この美術館がまたスゴイ。
予約制で予約料金も必要。
別に入場料8.50ユーロかかります。
ちょっと高いです。
更に入る際にはセキュリティーチェック。
空港並です。
おかげでまたベルトを外すことになりました・・・。
Gパンが下がるんですが・・・(笑)
ここはバカでかい美術館で、3階の1フロアだけなのだが非常に広いです。
各階の天井も高いので、階段で3階まで上がるととんでもなく疲れました。
ここではボッティチェッリの『ヴィーナス誕生』、レオナルド・ダ・ヴィンチの『受胎告知』、ミケランジェロの『聖家族』などを見逃さないように。
圧倒的に宗教画が多いです。
キリスト教が入る前は神話の絵が多く、特にヴィーナスは良く描かれています。
この頃の絵の女性は皆お腹がふっくらとしているんですが、妊娠している様子らしく、当時女性はぽっちゃり太った人が美人とされていたのも理由だそうです。
この美術館は16世紀半ば、メディチ家の当主が公国の役所(ウッフィッツィ)を一箇所に集めるために建設した建物に、メディチ家の膨大な美術収集品を展示し、知り合いに披露したのが始まり。
つまり美術館の始まりと言える場所。
創始者がメディチ家なのでメディチ家の肖像などが展示される部屋もあります。
ともかく膨大な量の展示品でした。

◆ヴェッキオ橋<Ponte Vecchio>

美術館から出て川の方へ行くとフィレンツェ最古の橋、ヴェッキオ橋があります。
橋とは決して思えません。
橋の上には貴金属店やお土産屋が並び、観光客でごった返しています。
またシニョーリア広場も合わせてこの周辺には似顔絵を描いたりする方が沢山います。
さすが芸術家が集まり捲っている町だなぁ。
路地を歩いているとバイオリンの音色なども聞こえてきて、非常に情緒あるステキな所でした。

◆ミケランジェロ広場<Piazzale Michelangelo>

12.jpg13.jpg
一通り歩き回った後、バスに乗って丘の上のミケランジェロ広場へ。
ここからフィレンツェの町が一望できます。
最高に素晴らしい眺めです~!
ミケランジェロ広場という名前の通り、中央にミケランジェロのダヴィデ像とメディチ家礼拝堂にある4つの寓意像のレプリカを組み合わせた記念碑が建っています。
この日、この広場で2組の結婚式の写真撮影がされていました。
花嫁と花婿が仲良さそうに写真撮っていました。
しっかし花嫁さん、ウェディングドレス引き摺りまくりなんすけど・・・。
汚れるっすよ?
ま、こちらの方はレンタルじゃないからいいのかな。

こうして本日の観光も全て終了。
ホテルのあるフィレンツェ郊外モンテカティーニ・テルメへ。
モンテカティーニ・テルメは欧州最古の温泉の一つ。
が、別にホテルの風呂が温泉というわけではありません・・・。
ホテルは非常に可愛いデザインで部屋も可愛かったんですが、水の出が悪かったり、入り口にスロープがなく、スーツケースを運ぶのに難儀したりと結構困ったホテルでもありました。
可愛いんだけどね~。
ピンクで統一されてたし~。
夕食はホテルのレストランにて普通のイタリア料理。
四角くぺらぺらなパスタが出てきました。
何だろう?ラヴィオリとは違うけど・・・。
どっちにしてもおいしかったですv
メインは何だったっけ?
忘れてしまった。
ただ、この地方特産のワイン(トスカーナ産)キャンティワインはしっかりと飲みました。