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トップページ > TRAVEL > 2003-07-24~07-31 イタリア~ITALIA~ > イタリア~ITALIA~ 5日目 ポンペイ~ナポリ

イタリア~ITALIA~ 5日目 ポンペイ~ナポリ

いよいよイタリア旅行最大の目的、ポンペイ遺跡観光!!!もうここに行きたいがためにイタリアへ行ったようなものなのだ!
ローマからポンペイまでは約235km。
やっぱり半日は移動です・・・。
とにかく暑く、炎天下というすんばらしい条件だが気にせずGO!!
しっかしいつもならカンタンに日射病になる私なのだが、今回はさっぱりならない。
不思議である・・・。

◆ポンペイ<Pompei>

27.jpg28.jpg
紀元79年8月24日、ヴェスヴィオ火山の大噴火によって南麓の町ポンペイが火山灰の下に埋まりました。
町は紀元前8~7世紀からの歴史を持ち、ワインと油の輸出で潤い、前80年からローマの支配下で商業地、別荘地として栄えていました。
噴火直前の人口は1万~2万といわれ、約2,000人が犠牲になりました。
逃げ遅れたのは考えの甘い上流階級の方々だったようです。
奴隷や身分の低い方はいち早く逃げたため難を逃れたそうです。
18世紀半ばから発掘作業が始まり、当時の生活がそのまま見ることができる貴重な遺跡です。
ここは完全炎天下なので帽子とサングラスは必携。
さらにミネラルウォーターは持参すること。
ないと死にそうになります。

入り口(マリーナ門)から入り坂を登った先に開けているところ。
円柱の柱が所々に立っています。
近辺にはジュピターの神殿やアポロの神殿があります。
29.jpg30.jpg31.jpg32.jpg33.jpg34.jpg
3枚目の写真はポンペイで最も古い浴場跡。
紀元前2世紀頃の建築とされているものだけど、そんな昔からこんな立派なお風呂があったとは・・・。
驚きの一言です。
男湯、女湯、プールがあり、さらに更衣室、微温浴室、温浴室に別れ、床下を循環する熱い蒸気が室内を温め、サウナみたいになっていたようです。
凄過ぎます・・・。
お風呂屋さん・・・。
その隣から個人の屋敷や竈、そしてワイン屋。
当時の生活がそのまま見えます。
35.jpg36.jpg娼婦の店。
石でできた小さなベッドが各部屋にあって、入り口にはどんなHがしたいのか図までありました(汗)。
いつの時代でもこういうのはあるんだなぁと思いました。
ちなみにポンペイは交易都市だったので、各地から訪れる商人などが利用したようです。
そういう場所にこの建物もありました。

この他にも多くの見所がありますが、時間の都合で見れませんでした。
本当に1日かけて全部見て回りたい場所です。
くぅ~~~!
写真が上手く撮れなかったんで掲載できないのですが、犠牲になった方を模ったものなども展示されています。
熱い火山灰に埋もれ、そして火山灰は固まり、その中の身体は熱によって無くなってしまい空洞になったところに、石膏などを流し込んで形を取ったものです。
恐らく骨なんか残ってたりしたら一緒に入ってるかもしれませんが、その姿はとても苦しそうで当時の災害を物語っています。
ミイラじゃないんだけど、ミイラみたいなカンジがします。

◆ナポリ<Napoli>

37.jpgナポリは特に観光するでもなく、ホテルのみ。
ポンペイからバスで移動してきました。
写真は港の傍の小島に立つ卵城(カステル・デローフォ)です。
車を岸壁に停めてくれたので、デジタルズームを駆使してパシャリと撮りました。
通常一般公開していないお城だそうです。
卵城は12世紀にノルマン人が建てた要塞で、アンジュー王家の時代には牢獄に使われたりもしました。
しかしさすがナポリは港町。
とてつもなく青いです。
海の青と空の青がとてもキレイです。
ついでにナポリは交通マナーが非常に悪いです。
クラクション鳴りっぱなしです。
自分が先じゃ~!というカンジが酷くします。
危険極まりないような都市ですね。
犯罪も多いようです。

北から始まったイタリア旅行。
だんだん南下するにつれ食事は肉料理から魚料理へと変わってきました。
ナポリまで来ると魚介類がとてもふんだんに出てきます。
が、ナポリといえばピザ!トマトがたっぷりとのったピザは絶品です!!
日本のピザなんて目じゃない!!
やっぱ本場のはおいしいです。