トップページ > TRAVEL > 2006-07-13~07-10 ギリシア > ギリシア~GREECE~ 1日目~2日目 アテネ~コリントス~ミケーネ~オリンピア
13日の午後家を出て、高速を使って関空へ。
22時45分フライト、イスタンブール乗り継ぎでアテネへ入りました。
到着時刻は朝9時50分。
またもや朝着・・・髪の毛べったべたの身体だる~な状態だよ・・・。
夜発なので離陸したら即寝よう!と思ったら、イキナリ機内食(左写真)が!!
夕食食べたのにまだ喰えというのか!!と思ったんですが、これが中々おいしく、結構食べてしまった・・・。
メニューは寿司と鳥の照り焼き、にんじんのソテーでした。
そしてイスタンブールに着く前に朝食(右写真)が出ました。
これまた結構おいしく・・・メニューは玉子焼きにビーフウィンナー、ポテトの焼いたものでした。
そしてイスタンブールでしばらく待ってからアテネへ飛んだわけですが、このフライト時間は1時間ちょい。
なのにまたもや機内食が!!
まあかなりの軽食なんだけど、まだメシを喰うのか!という状態だったので、あまり食べれませんでした。
結構このパンケーキおいしかったんだけど・・・(結局喰っている・・・)
さて、アテネですが、入国に非常に時間がかかりました。
空港の人間の手際の悪さには驚きです。
あっち行けこっち行けと指図するのはいいのですが、それがかなりいい加減。
途中で人を横入りさせたりと、やることがめちゃめちゃでした。
やっとのことで入国し、預けていた荷物を引き取ってガイドさんと合流しバスへ。
ガイドさんは英語しか喋れない方だったので、添乗員さんが通訳してくれました。
アテネから一路ペロポネソス半島の玄関口であるコリントスへ。
写真では見難いですが、この運河凄いです。
かなりの深さがあるのですが、これ人工的なものです。
掘り進んでコリンティアコス湾とミルトア海を繋げた運河です。
水が真っ青でめちゃめちゃキレーです。
この運河は非常に細いので、大型の船は通れません。
この時ちょうどちょっと大きめの船が、小型船に誘導されながら運河を通過しているところでした。
コリントは古代ポリス国家の時代からマケドニア支配時代に最盛期を迎え、BC2世紀に衰退し、その後BC44年に再建されました。
1858年地震で崩壊し、現在残っているのは大部分がローマ時代の遺跡となっています。
アポロンといえば、ギリシア神話に出てくるゼウスの子の太陽神。
この神殿はBC6世紀頃に造られたもので、当時は38本のドリス式の列柱がありましたが、現在は7本残っているのみです。
ギリシアに現存する神殿の中で2番目に古いものです。
真っ白というカンジはなく、それほどキレーとは思えませんでした。
非常に保存状態の良い泉です。
ここは湧き水ではなく、貯水池です。
残念ながら中には入れないので、近くからパシャリと写真を撮りました。
10世紀頃まで使用されていた通りです。
かつてはこのコリントのアゴラからコリンティアコス湾まで続いていたそうです。
この通りの両脇にはお店や浴場なんかがあったようです。
写真左はトルコにもあったトイレです!
大理石の集団水洗トイレです。
さて、コリント遺跡観光を終え一路ミケーネへ。
ミケーネに着いてまず昼食です。
ギリシアに着いて初めてのお食事です。
パンは非常に固いです。
まずはパスティッチョというマカロニと挽肉を重ねて焼いたもの。
結構いけます。
続いてサラダですが、写真のは2~4人分だったかな?
ドレッシングはオリーブオイルにちょっと塩気が入った非常にシンプルなものです。
それからメインディッシュ。
スブラギという串焼きですが、鶏肉の串焼き(写真では引っこ抜いた状態ですが・・・)でした。
めちゃめちゃ美味かった~vそれにポテトが添えてあります。
デザートはスイカとメロン・・・ここでもやっぱコレか・・・
その後はミケーネ遺跡観光へ。
ここはホメロスの叙事詩に「黄金のミケーネ」と記された伝説の文明遺跡です。
発見したのはシュリーマンで、トルコのトロイアとの関連で見つけられたのでしょうか?
ミケーネはトロイアと戦争したギリシアの国です。
木馬作ったのはここの人だったんですね~。
ミケーネには9つ墓地があるのですが、ここはその一つ、アガメムノンの墓と呼ばれています。
中は高さ34m、直径14.5mの円錐型の墓室となっています。
その中に横穴が見えて、中を覗いて見たのですが、真っ暗で何も見えませんでした。
写真でも真っ暗すぎて何も写らなかったです。
入口の上に三角形に空いている部分があるのですが、重力を分散させるための構造だそうです。
発見当時には既に盗掘にあっており何も残っていなかったようですが、恐らく武器や食べ物などが王と一緒に埋葬されていたと考えられています。
ミケーネ遺跡(都市?)に入る入口の門。
この門とアトレウスの宝庫はBC1300年頃に造られたとされています。
獅子の門のこの三角形のレリーフは重さ約20tほどの巨石で、どうやって乗せてバランスを保っているのか・・・スゴイの一言です。
現在獅子の頭の部分は残念ながら消失してしまっています。
写真ではぜ~んぜん宮殿なんかに見えませんが、ここは宮殿跡(広間)です。
当時はフレスコ画で飾られた壁面があり、浴室と下水道完備の宮殿で、クレタ島のクノッソス宮殿と同様に非常に立派な宮殿だったようです。
現在は部屋の仕切りと壁が少し残るだけです。
上記のものの他に円形墓地がいくつかあります。
ここの遺跡はそれほど大きくないのですが、いかんせん丘の上にあるために登るのが大変でした・・・。
ミケーネ観光を終え一路今夜の宿泊地オリンピアへ。
ホテルはBクラスなので大したことなかったです。
では夕食!
1品目は豆のスープ。
トルコで同じようなもんあったなぁ・・・味も同じでした。
サラダはトマトとレタス・オリーブの入ったサラダで、ドレッシングはやっぱりオリーブオイル。
メインはお魚を焼いたものとポテト料理。
デザートの写真はないですが、やっぱりスイカです。
夕食も大変おいしく、キレーに全部平らげてしまいました・・・ふ、太るかも・・・。
本日のホテルにはバスタブがなくシャワーのみだったので、まったりすることができませんでした・・・。
ま、いいけどね~。
去年は5つ星ホテルばっかだったのに・・・やっぱ日○旅行に代えて失敗だったのかなぁ・・・。