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スペイン~SPAIN~ 2日目 バルセロナ~バレンシア

10.jpgホテルでバイキングスタイルの朝ごはん。
このホテルは比較的メニューが多く、色々食べました。
にしてもパンが美味い・・・。
ハムとチーズが美味い・・・。
何喰っても美味い美味いを連発しておりました。 

この日から本格的な観光の始まり。
ちょうどタイミングの良いことにこの日から3日間、スペインは祝日・休日。
普段なら恐ろしいほど渋滞する街中に車がない!全く渋滞なしでスムーズに移動でき時間短縮ができました。
おかげで観光の時間も延びてラッキー♪

◆カサ・バトリョ<Casa Batllo>

11.jpgホテルを出発し、向かうはガウディの作品たち。
まずはガウディが手がけた家が数件あるグラシア通りへ行きました。
「カサ」とは「家」のことで、「カサ・バトリョ」だと「バトリョさんの家」っていう意味らしいです。
バトリョは大きな繊維会社を経営するお金持ち。
よそより美しい家に住みたかったので当時有名だったガウディに依頼。
ガウディは新築をするのではなく、今まであったものを改築してこの家を作りました。
ガウディの特徴である流線型の窓枠、屋根、人骨のような柱などがよく見えます。
美しいというよりは不気味なような・・・。
美は人それぞれだと思った建物です。

◆カサ・ミラ<Casa Mila>

12.jpgカサ・バトリョの向かい側近くにあるカサ・ミラ。
その名のとおりミラさんの家です。
カサ・バトリョに比べると流線型がいまいち少ないような気がします。
こちらもガウディの作品ですが、仕上げは別の人が担当。 

 

◆サグラダ・ファミリア<Templo de Sagrada Familia>

13.jpg14.jpg15.jpg16.jpg
上左からサグラダ・ファミリア前(正面ではないそうです)、入口付近の装飾、裏面、裏面彫刻の写真です。
とにかく大きいのでフレームに納まりきらないです。
朝日を浴びてそびえるサグラダ・ファミリアは本当にキレイでした。
ついでに人も少なく、最高の観光ができました。
サグラダ・ファミリアは貧しい宗教団体サン・ホセ協会のための協会として、1882年に着工されたもの。
当初は違う人が建築に取り掛かったのですが、1年で辞任。そのあとをガウディが引き継いで今日に至ります。
このような形になったのは、ガウディがキリスト教への理解を深め、その意味を様々な形で現していったためだそうです。
ガウディの構想では、ラテン十字形のバシリカ式の協会で「生誕」「受難」「栄光」という3つの門をもち、それぞれに聖書に登場するシーンの彫刻が施されます。3つの門はそれぞれ4本の塔で構成され、その塔は12使徒を表現。その内側に4人の福音家を象徴する4本の塔、キリストとマリアの塔が立てられることとなっています。
教会そのものを聖書と見立てている構想でした。
着工からすでに100年以上経過しているわけですが、未だ完成せずあと何年かかるのか・・・。
数年前まで100年とも200年とも言われていましたが、最近寄付が多く集まったおかげで数十年でできるのでは?と言われているそうです。
つまり全然進んでいなかったのは、設計図がないために難しいということだけじゃなく、お金がなくって材料が買えず工事が中断していたってわけです。
蓋をあけたらそんな理由・・・。ちょっとリアルすぎるなぁ。
17.jpg18.jpg19.jpg
こちらは内部の写真です。
全然できてません。まだまだ工事中というのがよく分かります。
ですが壁の方はやっぱりガウディだな~と思える骨っぽいイメージを受けます。
そして内部の柱は木をイメージしているようで、とてつもなく不思議です。
よくこんな形の柱が作れるものだと思わずにはいられません。丈夫が3つか4つに枝分かれしてるんですよ?凄いです。
3枚目の写真ではステンドグラスがすでに嵌められている所が分かると思います。光が差し込んでとてもきれいです。
まだまだミサをやるとかそんなレベルじゃないですね、これじゃ。
20.jpgこちらの建物はサグラダ・ファミリアの裏手にある建物で、こちらもやはりガウディの作品です。
日本で言う寺子屋みたいなもので、貧しい子どものための学校だったそうです。
現在はその様子が見えるように展示されていて、学校として使ってはいないようです。
この建物の何がすごいって屋根です。
外からみて流線型なのは分かりますが、中に入って天井を見るとやはり外と同じように流線型となっているのです。
すごく細かく計算されて作られています。
外の壁も直線ではなく全て湾曲しています。
ここまで流線型にこだわるか・・・何故直線じゃないのでしょうか。
ガウディは直線が嫌いなんでしょうか・・・。
自然愛好家のガウディは、自然界に直線はないと思っていたのかもしれない・・・。

◆ピカソ美術館<Museu Picasso>

21.jpgあの有名なピカソの美術館です。
この美術館ではピカソの作品が年代別に展示されていて、ピカソの絵がどのように変わっていったをよく知ることができます。
子どもの頃のピカソはタバコの葉巻入れの蓋に絵を描いており、それが多数展示されています。
どれも見ても子どもの絵には見えないほど完成された素晴らしい作品です。
当時はとても写実的な絵で、恐ろしいほどのデッサン力の持ち主だったのが分かります。
それが段々成長し、青の時代を経てどんどこ意味の分かりづらい中傷的な作品を描いていくわけですが、何故にこうなったのかが不明・・・。
立体的に表現するキュビズムという手法なのですが、あれは立体というより既に意味不明・・・デッサン狂いまくりにしか見えないです・・・。
私は写実的な絵が好きなので、子どもの頃のピカソの作品が一番好きです。
いや、純粋にゲルニカとかはすげ~とか思いますが、でも意味は分かりづらい・・・。
ここの美術館はとても人気のスポットなので、時間に余裕がない場合は訪れるのは厳しいかもしれません。
ついでに非常に分かりづらい裏通りにあり、路地を通り抜けていかなければならないため、安全面でもちょっと心配な場所にあります。

◆カテドラル<Catedral>

22.jpg23.jpgカテドラルは身廊と側廊からなる3廊式の重量感あるカタルーニャ・ゴシック建築で、ジャウマ2世の命で13世紀末に建設が始まり、15世紀前半に完成。更にファサードが出来上がったのが20世紀。
内部にはイベリア半島特有のゴシック様式の合唱席などがあるそうだが、残念ながら見てません。
外から見ただけです。
ちょうど改修工事中だったのか、思いっきり外観工事中です・・・(泣)
逆光での撮影だったので、個人的には好きな写真となってしまいました。
建物見難いけど・・・。
右の写真はカテドラルの前の広場にあった輪タクです。
中々にハデです。
ちょっと乗ってみたいかも・・・と思ってしまいました。

◆グエル公園<Parc Guell>

24.jpg25.jpg26.jpg
グエル公園は、バルセロナ市内を見下ろす丘のある公園で、本来60戸の住宅を建設する予定だった場所です。
こちらもガウディの建設によるものです。
しかし中心街から離れていたため、実際には2戸しか売れず構想は失敗に終わってしまい、現在は公園として多くの人が観光に訪れています。
自然との調和を図っているため、散歩コースとして作られた柱廊の柱は自然の木のようなデザインで、まっすぐに立たず斜めに立ち並んでいます。
どうやってバランスをとっているのか不思議です。
また経費削減を狙ったのか、公園のあちらこちらに使われているモザイクは不要になったタイルを貰ってきて破砕して使用されています。
よ~く見ると破砕タイルの中にビール瓶のかけらとか見つけられて面白いです。
一つ一つはゴミだったかもしれませんが、ガウディの手にかかりとても美しいモザイクとなっています。
広場にあるベンチも独特な形状をしており、座ると腰とおしりのツボを刺激され、座ってて気持いいです。日当たりも抜群です!

これでバルセロナ観光は終わりで、バスは次なる目的地バレンシアへと進みました。
途中でお待ちかねの昼食!

本日の昼食はスペインのおつまみ料理であるタパスです。
最初の予定では大皿で出て、それを自分で取るハズだったんですが、お店の人が各自の更に取りわけてくれました。
最初のはパンの上に生ハムやサラダがのったもので、サクっとおいしいです。
あとはオリーブオイルをかけて食べるサラダ。
2枚目の写真はスペインのビールです。結構いけますv
2品目はミートボールの煮込みみたいなもので、これがまた美味い!しっかり味がしみててたまりませんv
3品目はイカのフリッター。ギリシャでもあったけど、スペインのは全然生臭くなく非常においしいです(こればっか)。
ラストはデザートなんですが、一応プリンだそうです・・・。
ていうかこれってカスタードを生地に練りこんで作ったタルトのような・・・。
極甘のうえ、水っぽくかなり微妙でした。
それでも完食したけど・・・。
スペイン料理っておいしいですv

さらにバスは走って夜になってようやくバレンシアに到着。
まずはホテルにチェックイン。
この日のお泊りは、エクスプレス バイ ホリディ イン シウダ シエンシアス。
日本でもお馴染みのホリディ インですね。
ただこのホテルは部屋が狭いようで、3人参加の私たちはトリプルができず2部屋に分かれました。
しかもフロアまで違う・・・。
ちょっと不便でした。
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一先ず荷物を置いて夕食会場であるレストランへ移動。
本日の夕食はパエリア!スペインの名物料理です!!
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最初はサラダ。
すっかりお馴染みになってきたオリーブオイルと塩・コショウで好きに味を調整します。
2枚目の写真が衝撃的でした。
私が以前食べたパエリアは2名分サイズのものだったので、それぐらいの大きさで作るもんだと思っていたのですが、違いました。
スペインでは最大100名分くらいまで一緒に作ることがあるそうです。
今回はツアーメンバー全員33名分のパエリアです。
すげ~。
写真じゃ分からないでしょうが、マジにでかいパエリア鍋でした。
そして3枚目の写真は個々に分けてもらった状態です。
チキンパエリアで、レモンをかけて食べました。
非常においしいです!お米はパラパラしてて、日本で食べたパエリアはねばねばしてておじやみたいなもんだと思っていたんですが大間違い!めちゃめちゃ美味いです。
結構な量だったらしく、皆様残していたのですが、私は完食しました。
デザートはアイスと聞いてたんですが、出てきたのは・・・市販のアイス・・・。
ネスレって書いてありました・・・。
10月なので夜は冷え込みます。アイス食べて寒くなりました・・・。
折角パエリア食べてあったまったのに・・・・

40.jpg部屋に戻ってお風呂に入って、荷物の整理して翌日の準備をしてからふと外を見ると、夜景がめちゃめちゃキレイでした。
あんまりキレイだったんで、思わず夜景モードで撮影してしまいました。