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トップページ > TRAVEL > 2008-11-14~11-21 エジプト > エジプト~EGYPT~ 6日目 カイロ~アレキサンドリア

エジプト~EGYPT~ 6日目 カイロ~アレキサンドリア

147.jpg朝起きて朝食。
パン・パン・パンとチーズ。飲み物は紅茶(ティーパックなのが悲しい)。
チーズはおいしかったです。
でもまだ前日のピザが残っていたので、そっちを食べました(泣)

 

148.jpg149.jpg予定より1時間ほど遅れてカイロ(ギザ地区)に到着。
外に出ると観光バスがたくさん停まっていました。
私たちの乗り込んだバスの横にいたバスに衝撃!
あまりの衝撃に思わずパシャリと・・・
「ホルスツアーズ」・・・
すげ~。カタカナだよ・・・分かりやす~日本人観光客専用だよ・・・。
乗りたいような乗りたくないような・・・。
ちなみに私たちが乗ったバスは普通で、フロントと入口の窓に「ルックJTB クレオパトラ紀行」の張り紙が貼ってありました(それも写真撮ってあるけどね)。
バスを間違えないようとの心づかい、ありがたいですわ。

150.jpg本日カイロに着いてそのままアレキサンドリアへ移動です。
カイロのギザ地区から出発なわけですが、ギザ地区・・・といえば・・・
そう!ピラミッドですよっ!
マジで街の中から見えます。
何回もパシャパシャと車の窓から撮ってました。
写真はその中の一枚で、結構キレイに取れたものです。
道路ががたがたしているうえに、さすが都会、交通量が多いため、中々上手く写真が撮れなくて大変でした。
でも、話には聞いていたけど、本当にどっからでも見えるんだなぁ。
それだけピラミッドがデカイってことなんだろうけど、イメージ的に街とピラミッドって一緒にならないんですが・・・。
何もない砂漠のど真ん中にずどーんと建っているってイメージなんだけど・・・街からとても近いとこにあるんですね~。

アレキサンドリアへは高速道路を使って移動していたのですが、途中で霧が発生。
視界が全く不明瞭となってしまって、車ものろのろ運転に。
そうこうしていると大渋滞が発生していて「何だろう?」と思ったら事故が発生していました。
事故が起こった直後のようで、現場近くにいた人たちが車から降りて一生懸命救出作業をしていました。
バスが事故っていたようで、客は無事だったようですが、運転手が挟まれているのが見えました。
霧ってコワイね~。
そんな状況なんで本当にアレキサンドリアへは時間がかかりました。
アレキサンドリアは地中海に面した町で、これで今年も地中海が見れた~となんだか嬉しくなりました。
イタリア・トルコ・ギリシア・スペインと地中海周辺の国を回っていたので、今年も地中海が見れて幸せでした。
でもなんかヨーロッパ側から見るのと景色が違って見えました。不思議ですね。

◆コム・エル・シュカファのカタコンベ<Catacombs of Kom el Shogafa>

151.jpgここは完全に撮影禁止で、カメラを持ち込むことすらできません。
てこって入口だけしか写真がないです・・・。
ここは1900年に発見されたエジプト最大級のカタコンベです。
カタコンベってなんぞや?と言う方のために説明すると、墓です。
共同墓地です。
今は中に棺がほとんど残されていませんが、少しだけ残されています。
なんだったかな?元々は役人さんか誰かのお墓で、そのファミリーだけが今も埋葬されています。
もちろんミイラです。
ヨーロッパにあるような棺とは違って、エジプトらしい棺と石棺があります。
他のミイラは博物館へ運ばれたようです。
ここは地下水が浸水してきていて、現在は地下2階までしか見学できません。
下は完全に水に浸かってます。地下2階も水が出て来てましたから、また修復があるかもしれないです。
カタコンベの外には発掘された石棺があっちこっちに展示されてます。

◆ポンペイの柱<Pompey's Pillar>

152.jpg153.jpg154.jpg
ポンペイの柱という名前ですが、別にイタリアのポンペイからこの柱を持ってきたわけじゃありません。
3世紀頃に建てられた神殿の柱の残っているものとか様々な説があるそうです。
名前の由来にはポンペイの兵士の首がここにさらされたから・・・とかいうものもあるそうで(違うそうですが)、ちょっとビックリしました。
なぜ1本しかないのか・・・それは391年にキリスト教徒が破壊したからだそうです。
全く・・・キリスト教徒さんたちはどんだけ歴史的建造物を破壊すれば気が済むのやら・・・王家の墓内部にも十字架を掘って勝手に修道院にしてみたり、オベリスクを持って行って上に勝手に十字架つけて喜んでみたり・・・ダメダメじゃん!
歴史好きな人間としては、かなりムッとしてしまいました。
あ、イスラム教徒さんも結構やってくれましたよね・・・レリーフ削ったりして・・・結構あっちこっちの神殿のレリーフで顔が削られたものがありました。
柱の手前には2体のスフィンクがあります。
ローマ風の柱の前にスフィンクス・・・中々面白い取り合わせです。
エジプトは外来のものばかりにするのではなく、自国の歴史も大切にしていたんですね。

◆無名戦士の墓

155.jpgオラービ広場にある墓です。
ギリシアにも無名戦士の墓ってありましたが、ここの無名戦士も兵士によって警備されています。
ギリシアみたいに交替式とかもあるのかな?

 

 

◆カイトベイ要塞<Fort Qaytbey>

156.jpgマムルーク朝のスルタン、カイトベイが15世紀ごろに建造した3階建ての要塞です。
ここは古代七不思議の一つとされているファロス島の灯台があった場所だそうです。
七不思議の内容は分かりませんが、ガイドさんが何か言っていたなぁ。
どうやってデカイ灯台を作ったとかだったっけ?う~ん。ウィキペディアで調べてみましょう。
アレクサンドリアの大灯台 ウィキペディア抜粋
伝説によれば、戦時には鏡の反射光を敵の船めがけて照射して、船が海岸に到達する前に燃やすことができたという。しかしながら、灯台が存在した当時の光学技術、光反射技術の水準では、船を燃やすのはまず不可能である。一方、灯台の光は約56キロメートル(約35マイル)離れた海岸からも見ることができたという伝説もあり、こちらはおそらく可能だろうと考えられている。
なるほど。できもしないようなことが伝説になってるってわけですな。
そういえば、ここは非常にたくさんのお土産屋さんが出ていました。
それから釣りをしている人も多く、その付近に非常にたくさん猫がいました!可愛い~(猫好き)!!
歩いているとふとコンクリでできたベンチの台座の隙間でふるふるしているものを見かけました。
なんだろうと見ると仔猫が濡れてふるふると振るえていました。
海にでも落ちちゃったのかな?小さな声で「みーみー」鳴いていて、ずきゅーんとされました。猫万歳!

これで午前中の観光は終わりで昼食です。
裁判所のそばにあるホテルで昼食となったわけですが、この裁判所が困りもの。
とにかくこの前は大渋滞。
全然車が進まないっ!あまりに進まないので窓から色々アレキサンドリアの街を見てました。
マンゴー屋さんとかあって、その商品の陳列の仕方とか面白かったです。
さてようやくホテルに到着。
ここでも困ったことに、ドリンクも料理もなかなか出てこない。
そう対して込んでるわけでもなかったのに、何なんでショ?
ついでにこのホテル、ホテルのクセしてトイレにチップを要求するおっさんがいました。
基本、ホテルやレストランではチップいらんはずでしょ?
157.jpg158.jpg159.jpg
ここのフリッターはマジ美味かった~♪
さすが地中海に面した街!イカと魚がおいしい~♪
それからデザートは生のカットフルーツとイチゴのゼリーでした。
こちらもおいしかったです!

◆ナショナル・ミュージアム<National Museum>

160.jpg161.jpg162.jpg
そんなに大きくない博物館ですが、見どころはしっかりとあります。
建物は真白でとてもキレイです。
地下にファラオ時代、1階にグレコ・ローマン時代、2階にコプトおよびイスラム時代の収蔵品が展示されています。
ガイドさんはまず1階のグレコ・ローマン時代から案内してくれました。
クレオパトラ時代のものなどが展示されているのですが、結構ローマを思い出してしまいます。
続いて地下におりていき、ミイラを見せてくれました。
写真のものです。
そう!ここは撮影OKなのです!!フラッシュは禁止ですが、デジカメなんで問題なしです。
このミイラは女性のものですが、棺はあけられており、中に包帯で巻かれたミイラが見られます。
こんな風にミイラは包まれていたのか~ととても勉強になります。
その後フリータイムとなったので、とりあえず2階にあがってコプト教やイスラム教の展示品を見たのですが、そんなに珍しいカンジはなかったです。
ここの見どころは地下のミイラですわ。はい。

これでアレキサンドリア観光は終わりで、一路バスはカイロへと。
カイロに入ると大渋滞で、時間があればホテルにチェックインしてからナイル川ディナークルーズに行く予定だったのですが、タイムオーバーで荷物だけ置いてそのまま出発。
うう~本当は上着を出したかったんだけどなぁ・・・寒いんだよ・・・。
163.jpg164.jpg165.jpg166.jpg
ナイル川ディナークルーズはなんか気がつくと元の位置に戻って来ていたので、どうやら環状になっている部分をぐるっと回るものだったようです。
でも外の景色なんてほとんど見ることもなく(窓からは見てましたが)、中では食事をしながらエジプトの民族舞踊やベリーダンス、ライブなどがありました。
民族舞踊では、どこにでもあるようにお客さんを巻き込んで踊ってました。
私はそういうの興味ないんで、ぼ~っと外見てました(ヒドイ)。
食事は・・・まあまあかな。ビュッフェだし、混雑してるんで、そんなに食べれませんでした。
あ、デザートは極甘ですので注意が必要です。

本日のおとまりはラムセス・ヒルトン・ホテル。
世界のヒルトンですことよ。
チェックイン時は夜なので、あまり時間がなかったので、ほぼ朝撮影しておりました。
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171.jpg外観はデカすぎるんで、ホテル付近からは撮影ムリです。
これは離れた所でバスの窓から撮影しました。
ロビーはバカでかく、廊下などもとてもゴージャスでした。
さすがヒルトン~!
しかし部屋は結構シンプルで、機能重視かな?
でも広かったです。壁面の一角がミラー張になってて、余計に部屋が広く見えます。
あ、エジプトではここでだけNHK国際放送が見えました。
あと一番最後の写真ま部屋からテラスに出て撮影したカイロ市内の夜景です。
ピンクのタワーがカイロタワーです。
夜でも明かりがあっちこっち灯っていて明るいです。
さすが都会・・・。