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エジプト~EGYPT~ 7日目 カイロ

172.jpg朝食。
ヒルトンの朝食はやっぱいい!
まあ他の国のヒルトンほどメニューは多くなかったけど、それでも色々ありました。
フワフワのパンケーキやオムレツ、目玉焼き、ウィンナー、サラミ、チーズ、デーニッシュ、スープ、ストロベリーヨーグルトなどなど、どんだけ喰うんだかってくらい朝からいっぱい食べてました。
おいしいから仕方ないよ。
うん。

◆ギザの三大ピラミッド<The Pyramids of Giza>

173.jpg朝、早速ギザの三大ピラミッドへ行きました。
エジプトと言えばピラミッドです!
これを見ずにしてエジプトに行ったとは言えん!というくらい代表的な謎の建造物です。
まず左の写真はビューポイントで撮影した三大ピラミッド全てを同じフレームに納めることができるポイントで撮影しました。
このポイントは土産物やとらくだ乗り場があってかなり賑わっています。
でも、私はそんなどうでもよくって、ひたすら撮影してました。
あ、ここでも団体写真撮影したんですが、それももちろん買いました。
ピラミッドですよ?買わないとね!
ちなみにポーズはピラミッドポーズでした(笑)

◆クフ王のピラミッド<Great Pyramid of Khufu>

174.jpg175.jpg176.jpg
3大ピラミッドの中で最大のものです。
別名大ピラミッド、第1ピラミッドと呼ばれます。
基礎部分の四角形の1辺は230.3m、斜頚角度は51.50度あります。
現在キャップストーンはなくなり、頂上部分が9mほど崩落してしまっているため、高さが低くなってしまっていますが、当時は146.6mあったそうです。
現在その高さを示すために頂上部分に高さの目印となるものが建てられています。
その昔はこのピラミッドを上った人が大勢いたそうですが、現在は禁止されています。
ていうか登れねぇよっ!各段差が高すぎてムリっす!
2枚目の写真の上部が本来の入口で、その下の方に青いものが見えると思いますが、それは人で、現在はそこから中へ入れます。
一日300名限定です。
この入口は9世紀に盗掘に入ったアル・マムーンが開けたものです。
私たちはここには入ってません。
内部は広すぎて短時間ではムリでしょう。
内部の構造は入口をはいって進むと地下の間へと続く道と、上へ進む道にまず分かれます。
上へ進むと水平通路と大回廊に分かれます。
水平通路を進んだ先に王妃の間があり、この先に早稲田大学の調査で未発見の部屋があることが分かったそうです。
凄いですね。
大回廊をがんばって上って天上の低い通路をくぐると王の玄室に入れます。
この玄室の真上は重力軽減の間があります。
と、まあガイドブックによるとこういう構造になっています。
ふしぎ発見とかエジプト特集番組でもよく紹介されてますね。
大回廊は天井に近づくほど狭くなっていて、高さ8.7m、長さ46.7mあるそうです。
かなり狭いようで、人一人が通るのでいっぱいいっぱいのようです。
また傾斜も厳しいので手すりを使わないと厳しいようです。
ピラミッドは墓とされたり、祭祀場とされたりと様々な説がありますが、王家の墓を見たあとだと、ここが墓として使われたとは思えにくいでしょう。
何のレリーフも死者の書もなく、ただ石棺があるだけですから。
本当に何に使った場所なんでしょう?
クフ王のピラミッドの裏にある建物は太陽の船博物館で、このピラミッドから発掘された世界最古の大型木造船を展示しています。
船はバラバラに分解されていたピットに埋められていた状態で発見されましたが、復元されてここに展示されています。
残念ながら見てませんが、見たかったなぁ・・・。
またピラミッドの周りには小さなピラミッドなどが建っていて、それは王妃たちのものとされています。
また貴族の墓もあっちこっちにあります。

◆カフラー王のピラミッド<Pyramid Complex of Khafre>

177.jpg178.jpg179.jpg
3大ピラミッドの中央にあるピラミッドで、三つの中で一番高い位置に建っているため、遠くから見るとこのピラミッドが一番大きく見えます。
このピラミッドはスフィンクスがセットになったピラミッド・コンプレックスがきれいに残っています。
またこのピラミッドは頭頂部の化粧石も残っていて、これが当時は前面についていたことから考えると、本当にピラミッドって美しい建造物だったのだと思います。
基礎部分の四角形の1辺は215m、傾斜角度は53.10度。
建造当時の高さは143.5mで現在は136.0m。
このピラミッドの中に入りました。
ピラミッド群の入場料とは別料金です(クフ王のピラミッドも別料金)。
入口は2枚目の写真の位置です。
入口を撮ろうとしたら、なぜか管理している方が皆さんカメラ目線してくれてて笑えました。
本来の入口は3枚目の写真のとこです。
中は一本道なのですが、まず天井の通路を急降下して進み、ちょっと開けた所に出て、続いてまた天井の低い通路を急上昇して行きます。
上った先は王の玄室です。
石棺が一つぽつーんとあるだけです。
中は湿気がすごく、かなり息苦しいです。
通気孔は空いているんですが、それ以上に苦しいです。
帰りも同じ道を進むのですが、前から人が来ると避けるのが難しいくらい通路は細いです。
開けた所で最後の人が通り過ぎるの待ってから進みます。

◆メンカウラー王のピラミッド<Pyramid of Menkaure>

180.jpg181.jpg3大ピラミッドの中で一番小さなピラミッドです。
他のものに比べて半分くらいのサイズです。
基礎部分の四角形の底面は102.2m×104.6m、傾斜角度は51.20度、高さは65mあります。
真ん中にがばっと空いている所は盗掘の跡だそうです。
このピラミッドにもピラミッド・コンプレックスが残っています。
現在、修復中のため中に入れません。

◆カフラー王のピラミッド・コンプレックス 河岸神殿

184.jpg185.jpgカフラー王のピラミッドの前にある神殿です。
河岸神殿という名の通り、当時はナイル川が氾濫すると神殿のすぐ側まで水が来たそうです。
保存状態がとても良いです。

 

◆カフラー王のピラミッド・コンプレックス スフィンクス、葬祭殿

182.jpg186.jpg187.jpg
河岸神殿を抜けた先にあるスフィンクスです。
かなり風化が進んでいるようで、現在も修復作業が続いていました。
スフィンクスの右足あたりで作業しているおじさんたちがいました。
スフィンクスの全長は57m、高さ20mで、最古のものになります。
スフィンクスの横から伸びる参道の先に葬祭殿があります。
葬祭殿の後にカフラー王のピラミッドがそびえ立ちます。
以前トリビアの泉という番組で話題になった、スフィンクスの見つめる先にあるのはケンタッキーとういうのがあったのですが、それを確認するのも今回の目的の一つでした。
そして・・・あった!
写真右のようにしっかりとケンタッキーですよっ!
が、カーネルおじさんはいませんが・・・。
ケンタッキーより2階のピザハットからの方がスフィンクスは見やすいかと思います。
ケンタッキーは1階にあるため、門で隠されてしまいます・・・。
にしても不思議な光景です。
ピラミッドの方角を見ると、砂漠にずどーんと建つ3大ピラミッド、神殿、スフィンクス・・・古代の風景です。
そして反対を見ると・・・ケンタッキーとピザハット、そしてビル群・・・都会の景色です。

◆エジプト考古学博物館<The Egyptian Museum in Cairo>

183.jpgエジプト最大の博物館。
ここに来ないとツタンカーメンの秘宝は見られません。
中は撮影禁止なので、ガイドブック必須です。
とりあえずメインは何と言ってもツタンカーメン王墓から発掘された素晴らしい出土品です。
ツタンカーメンの展示室は2階の半分くらいを占めています。
まずガイドさんはそこへ一気に案内してくれました。
途中、希望者のみミイラ室に入れるようにチケットを買ってきてくれました。
ツアー料金に入ってないんですよね~。
でもミイラ室に入らんでどうするんだっ!ってこって、結局メンバー全員チケット買ってもらいました。
普通に料金に入れた方がいいと思いますよ。
さて、ツタンカーメンの秘宝ですが、もう混みまくっておりますが、それでも流れるように見て回りました。
もうスゴイの一言です。
もの凄い副葬品の数です。
これだけのものがあの小さなお墓の中にあったのかと思うと驚きです。
てことは、大きな墓が未盗掘だったらどんだけの副葬品が発見されたことか・・・今も未盗掘の王墓があるといいなと思います。
黄金のマスクをはじめとする秘宝中の秘宝は、さらに別室に集められていて、そこはもっとすごい混みようです。
でも見ました!黄金のマスク!!
そして黄金の棺!!
そして驚いたのが厨子です。
一番外側の厨子がありその中に3つの厨子があって、更にその中に棺があって・・・マトリョーシカ状態で入っていたのですが、それが別々にちゃんと展示されていて、ここにこうぴったりとはいっていたんだ~と思えるような展示方法だったのですごく良かったです。
ツタンカーメンのあとは要所要所をガイドさんが案内してくれて解散。
一路2階のミイラ室へ。
まずは第1ミイラ室。
ここには主にファラオのミイラが展示されています。
あのラムセス2世のミイラもあります。
ほとんどのミイラが包帯をはがされていて(中には包まれたままのものもありますが)、そういうのが怖い人は入れないかもしれません。
でも凄いですよ。
ラムセス2世のミイラなんて、髪の毛があるんですから!
すごいなぁ。
爪や歯なども残ってて、この人がどういう顔をしていたのか、なんとなく分かります。
第2ミイラ室は主に王妃のミイラが展示されています。
こちらも第1とそんなに変わりません。
当時のミイラ作りの技術の高さに驚かされるばかりです。
他の展示室も同じようなもの(石棺とか立像とか座像など)が多かったのですが、ここにはロゼッタストーンのレプリカがあると教えてもらったので、それを必死になって探しました。
ロゼッタストーンはヒエログリフを解読する手がかりとなった重要なものです。
実物じゃないとはいえ、一度見てみたかったものでした。
見つけた時は嬉しかったです。

カイロ博物館で午前の観光は終わりで昼食へ。
お昼はナイル川沿いにあるレストランでした。
ターメイヤというコロッケを食べました。
なぜかデザートだけビュッフェスタイルで、混雑する前に確保して!と添乗員さんに言われ、ダッシュで確保してきました(笑)
188.jpg189.jpg190.jpg191.jpg
2枚目の写真は1日目に出たような壺焼のようなもので、ご飯にかけて食べるとおいしいです。
3枚目の写真の茶色いのがターメイヤです。
4枚目はデザート群。取ってきすぎですが、ここのケーキはそこまで極甘じゃなかったので、結構おいしかったです。
ちなみにおかわりしてきました(どんだけ喰うんだ・・・)。

◆ハン・ハリーリ<Khan El-Khalili>

192.jpg193.jpg194.jpg
ハン・ハリーリは土産物屋がこれでもかってくらい集まっているバザールです。
トルコでも似たようなのあったなぁと思いだしました。
ハン・ハリーリへは1枚目写真のモスクの前で降ります。
ここはエル・フセイン広場というところで、ここにも猫がいっぱいいました。
2枚目写真の猫がちょろちょろっと歩いて来て、一心不乱に穴を掘りだしてすっげかわいかったv
と思ったらその穴の上でじっと固まっていて・・・おトイレを作っておられたようです。
にしても可愛いvvvv(猫好き爆発)
ハン・ハリーリは細い通りでとにかく客引きが凄い。
ウザイくらいです。
ショールを「3枚1,000円」とか言うから「どんなん?」と思って見せてもらおうとしたら、奥に連れていかれて「お姉ちゃん可愛い」「美人」とひたすらおだてまくって商品を出しまくってきます。
「だからいくらなの?」と値段を聞いても全然言わない。
いい加減ぶちキレてきて「時間ないから言わないならいらん」と言ったら、とんでもない値段を言いだしました。
「そんなんいらんわ!」と怒って出て行こうとしたら、必死になって引き止められました。
ウザイ・・・。
それでもいらんと出て行こうとしたら、また「3枚1,000円」と言いだす。
ちなみに買おうとしていたのは、最初は3枚1,000円のショールで、中に入ってからはエジプト綿のちょっといいショールでした。
で、最初に出してきた値段が5枚で10万円。
アホかと思って「いらん」と言ったら1万くらいまで下がって、それで出て行こうとしたら3枚1,000円・・・。
定価はどうなっとんじゃい!と思わずにいられませんでした。
アホくさいんで結局買いませんでした。
ムカついただけで、かなり疲れました。
エジプトは商品に値段がついてないので、非常に買い物に疲れます・・・。
ちゃんとしたショップなら値段ついてるんだけどね~。ふぅ・・・。

このハン・ハリーリで観光ラストでした。
バスはこのままカイロ国際空港へ。
夕方18時発で大阪へ飛びました。
途中機内食は2回。
195.jpg196.jpg1枚目は夕食(?)になるのかな?
チキンを選択したのですが、結構おいしかったです。
完食しましたよ。(よく喰うよな・・・自分・・・)
これ食べてそのまま睡眠・・・。
大阪に到着する数時間前に2枚目の写真のようなお食事が。
朝食?にあたるのでしょうか?
これまた結構おいしかったのですが、ちょっと塩コショウが足らないようだったんで、ついてたものをババッとかけてからおいしくいただきました。
大阪にはお昼に到着。
荷物も無事出て来て家路につきました。
名古屋までの道のり、高速道路のSAで昼食を食べることにしたのですが、全員そば・ラーメン状態。
私もラーメンを食べました。おいしかった~!
ちなみに夕食は途中でアピタに寄って、寿司を購入してきました。

エジプトから帰ってきたら・・・体重増えてんじゃん!
やっぱ私は海外旅行に行くと食べまくるなぁ・・・なんで?
皆は水が合わないとか、食事が合わないとかで痩せるってことあるのに、私はがつがつ食べるし、飲むし・・・太るし・・・(泣)
歩きまくって運動もしてるハズなんだけどなぁ・・・。
謎だ・・・。

さて、来年はどこに行こうかな。(ヨーロッパ限定だけど)
その前にウォンが恐ろしく下がっているので、また韓国にちょこっと行ってきたいな~とも思います。