越中睦「リトルショップ・オブ・ホラーズ」
- 2005/12/17 13:00
- カテゴリー:LIVE REPORT, MAKOTO
□DATE:2005-12-17 12:00/13:00
□PLACE:シアターBRAVA!
□SEAT:1階H列
ずいぶん遅くレポすることになってしまったけど、パンフ見て思い出しながら書きます。
今回のこの作品はブロードウェイ・ミュージカル。
歌って踊っております。
主演は山本耕史。
ものすごく気の弱い花屋の従業員シーモア・クレルボーン。
ヒロインのオードリーは上原多加子。
そして我らがMAKOTOはいっちゃってる歯医者さんオリン・スクリヴェッロ。
他にバーンスタイン、スキップ・スニップ、パトリック・マーティンの役もこなしています。
まあオリン以外はちょい役なんですが。
主演の山本さんが歌ってるのなんか聞いたことなかったんで、どうなんだろうなぁ~って思っていたんだけど、これが中々。
ちょっと低い声なんだけどかっこよかった。
山本さんといえば「新撰組!」の土方しか知らなかったんだけど、結構いいじゃん!と思ったら元々ミュージカル出身の方だった・・・。
すいません勉強不足でした。
MAKOTOの歌は、まあリュシ時代から散々聞いているので今更何も言いますまい・・・。
いっちゃってる役なんで、これでいいんじゃないかと・・・。
ストーリーは儲からないスラムの花屋「ムシュニク・スキッド・ロウ・フローリスト」に勤めるシーモアが手に入れたおかしな花を店先に置いたことから始まる。
あまりに珍しいその花のおかげで花屋はたちまち大繁盛。
シーモアもラジオに雑誌に引っ張りだこの有名人となる。
シーモアはこの花に同僚で思いを寄せるオードリーにちなみ「オードリーII」と名付ける。
しかしこのオードリーIIはとんでもない花だった。
オードリーIIは普通の水や肥料では全く育たない。
何で育つのかと思っている時、ちょっとしたことで怪我をしたシーモアの血がオードリーIIに落ちるとたちまち元気に育ち始める。
挙句にオードリーIIは言葉を話しはじめ、シーモアに血だけじゃなく肉もくれと言い始める。
代わりにシーモアとオードリーの仲を取り持ってくれると言って・・・。
オードリーには恋人がいた。
彼は歯医者のオリン。
おかしい性癖を持つ彼にオードリーはいつも怪我を負わされている。
そんな状況を見かね、オードリーを助けたいと思ったシーモアはオ-ドリーIIの誘いに乗ってしまいオリンを殺害してしまう。
それから心の弱い彼は自分の育ての親であり、この花屋の主人のムシュニク(小堺一機)も手にかけてしまう。
人の肉を食べて更に大きくなったオードリーIIはついにオードリーまで食べてしまった。
手に追えないオードリーIIをシーモアは処分しようとするが、逆に自分も食べられてしまうのだった・・・。
成長を遂げたオードリーIIは自分の子孫を増やしていくのだった・・・。
という恐ろしい内容。
なんだけど結構面白かった。
オードリーIIの声が和田アキ子だったこともあり、かなり迫力があった。
MAKOTOのイっちゃってる演技にも大爆笑したし。
しかしMAKOTOのリーゼントはイマイチだった。
個人的には自然なのが好きなのになぁ。
パンフやネットに出ていた情報ではそんなんじゃなかったのに・・・。
パンフやポスターはかっこよかったのになぁ。
カーテンコールの時(3回ほどあったかな?)、小堺さんとMAKOTOがオードリーの根っこに自ら絡まって遊んでいた・・・。
そういう所はやっぱMAKOTOらしいね・・・。
主演より目立ってどうするっての!
ミュージカルもいいけど、やっぱLIVEがいいなぁ~。
舞台はどうしても見るだけになっちゃうけど、LIVEはキャッチボールできるもんね。
MAKOTOの次のLIVEはいつになることやら・・・。
会場のシアターBRAVA!は初めて行きました。
どこかな~と思ってネットの情報通りに行くと、そこは大阪城ホールのまん前だった・・・。
大阪城ホールも行ったことなかったのに、先に目の前から行くことになろうとは・・・。