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藤原竜也「ロミオとジュリエット」

□DATE:2005-01-08 18:00/18:30
□PLACE:愛知厚生年金会館
□SEAT:2階F列

藤原くんの舞台も久々だな~。ハムレット以来かな?今回もシェイクスピア。

ロミジュリは前半はかなり喜劇。
後半はヒサンなほどの悲劇。
それを蜷川さんが演出するもんだから、感動しまくり。

まず舞台セット。
蜷川さんの舞台はセットがおかしい。
大道具っていうのはないんかい!?と毎度思うほど。
場面が変わっても同じセットでできるってのがやっぱ蜷川さんならでは。
今回のセットは3層くらいになっている棚?みたいなセットが組まれていて、その壁面は人間のモノクロ顔写真
ある意味コワイ。
ロミジュリと何の関係が?と思えるようなセット。
そしてその壁面はあっちこっちに扉がついていて、そこから登場人物が出入りしている。上手下手からの登場もあれば、セットからの登場もあり。
更に1階席の後ろからの登場もあったりと、会場のいたるところから登場人物が出てくる
おかげでどこを見ていいやら非常に悩む。
ハムレットは舞台を会場中央に設置したりなど、本当に蜷川さんにはヤラレまくり。

ロミジュリと言えば、有名なバルコニーのシーンなのだが、そこさえもバルコニーのセットはない。
それでもこれがバルコニー!と見せる演出になっている。
必死によじ登るロミオ(藤原)が笑えた

更にジュリエットが子供から恋をして一気に大人になる過程が非常に短いながらもしっかりと描かれていた。
ロミオとフォーリンラブするあたりは「なんでやねん!」と思えるほどなんだけど、それで一気に死ねるほど愛せるってんだから、シェイクスピアってすごいモノを作るなぁと思った。

会場に来る前に、松坂屋に寄って「ハウルの動く城展」を見て来た。
そこでトトロ中サイズのぬいぐるみを購入。
デカイ紙袋にトトロ一匹入れて演劇見に来る私って・・・一体なんなんだ・・・。

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