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エジプト~EGYPT~ 3日目 ルクソール~デンデラ~ルクソール~アスワン

68.jpgエジプトに着いて2日目の朝。
今日も観光と移動でびっちりのスケジュール、がんばるぞ~!
昨日は撮り忘れてしまった朝食も、本日はちゃんと撮影。
同じホテルなんで、昨日とメニューはほぼ変わってません。
パンが美味いんですよっ!パンがっっ!!
ついでにスクランブルエッグも美味いです。
塩コショウを振りかけて食べまくっておりました。

ホテルを出発し、本日の観光地デンデラへ。
ルクソールからデンデラへ移動するには、外国人観光客は勝手に移動することはできません。
コンボイというシステム(?)を利用しなければならなく、それは観光警察に警護してもらって移動するというものです。
出発時間が決まっていて、集合場所へ行ってデンデラへ行くバスやタクシーがぞろぞろ~と一列になって出発します。
途中、地元の交通をもストップさせるほどの優遇措置で現地へ行きました。
とても快適です。
が、バスが何十台もずら~っと並んで移動し、その最前と最後に銃を持った警察がついている行列ってかなり笑えてしまいました。
ちなみに帰りも同じようにコンボイで帰らないといけません。

◆ハトホル神殿<Temple of Hathor>

コンボイを組んでハトホル神殿に到着。
ここに来てビックリ、日本人がほっとんどいない・・・。
欧米人ばかりで、本当に日本人観光客がいませんでした。
ルクソールに大量に一緒に到着した日本人さんたちはここに来ないんでしょうか?
私たちはクレオパトラ紀行のツアーだったから、クレオパトラに関連する遺跡を優先的に回っているので、そうじゃないツアーではここには来ないのかも・・・。
ちょっと儲け?でもその分行かない遺跡もあっただろうなぁ。
69.jpg71.jpg72.jpg
ハトホル神殿は本殿の他にローマ時代のサナトリウムやコプト教会などで構成されています。
ここはなんといっても本殿。
屋根がちゃんとあるんですっ!
この本殿はプトレマイオス朝末期からローマ時代の建物です。
それが当時のまま残っているのが本当に驚きです。
3枚目の写真は中に入ってすぐの列柱室の柱なのですが、柱の頭部がハトホル女神の顔を象っています。
ハトホル女神は顔は女性なのですが、耳が牝牛という姿で音楽の女神とガイドさんが言ってました。
70.jpg列柱室を抜けて至聖所に入らず、そのまま横へ逸れ、至聖所の後ろにある小部屋に地下室へと降りる階段があります。
とても小さな地下室で、降りる階段の天井も低く、まるで隠し部屋のようです。
中への入場は人数制限されていて、順番にグループ毎に入りました。
狭い上に湿気もあり、かなり蒸し蒸しします。
壁にはびっしりとレリーフが刻まれていて、ガイドブックによるとオーパーツ?とか書かれています。
左の写真がそのレリーフなのですが、あんまりよく見えないっすね・・・(汗)
「ロータスの花が描かれている。花からは光のようなものが出ており、光の中心からヘビが伸びている。ヘビはその先のジェド柱から出た手につながっている。見るからに不思議な壁画で、あたかもヘビがフィラメントで、ジェド柱から電気をもらってロータスが発光しているかのようにも見える」と書かれています。
う~ん・・・そうか?よく分かりません。
しかしこの狭い部屋は何のための部屋なのか、どうして作られたのか・・・非常に気になります。
他にもこの神殿には2階があったり、中二階のような小部屋があったりととても不思議です。
2階にあがると、星座が描かれた天井の部屋があります。
そして2階の床のあっちこっちに穴があいていて、そこはどうやら1階の明かり窓のようでした。73.jpgこの本殿の外側の南壁にクレオパトラ7世のレリーフがあります。
本日のメインはこのレリーフ。
ここにはカエサリオンとクレオパトラが並んで描かれています。
写真で見える一番左がクレオパトラ、その隣がカエサリオンです。
かなりデカデカと豪快に描かれていて、ふしぎ発見で見たり話では聞いていたけど、実物のデカさに本当にビックリしました。
見ごたえアリです。
この本殿の後ろにイシス・ハトホル神殿があります。
現地の係員が「アイシス、アイシス」と言いながらしきりに手招きしてたんで、見て来ました。
が、このおっさん、チップを要求しておりました。
なんで払わにゃならんのだ?ってことで払っておりません。
つーかここに入るのにちゃんと入場料(LE35=約700円)払ってんだから、見るのは当然の権利っしょ?
それはさておき、イシス女神の像がちょこ~んと中にあるんだけど、この像はとてつもなく小さく、写真も撮ったんだけどあんまりキレーには映りませんでした。
クレオパトラのレリーフを見たあとフリータイムとなったんで、またあっちこっち見て回りました。
神殿横には小さな井戸があって、その中にはメモリがつけてありました。
これはナイロメーターと言って、ナイル川の水位を測るためのもののようです。
本殿にもう一度入ってみようと思ったら、入口付近で係の人がまた手招き。
見ると修復作業してる場所へ入れてやると言ってきました。
見たい、それは見たいよ。
考古学やってた人間としては修復作業は大変気になるものです。
が、普通一般人を入れるのはダメでしょ。
残念ですが、おっさんには「急いでるんで~」みたいなカンジで断って、見逃したポイント目指して走りました。
にしてもチップ要求すごすぎだわ。

デンデラ観光はこのハトホル神殿のみ。
他には何もない田舎で、見終わったらまたコンボイを組んでルクソールへ。
ルクソールについてお昼ごはんです。
75.jpg76.jpg77.jpg78.jpg79.jpg80.jpg81.jpg
本日のお昼ごはん~!
飲み物は水とコーラ。あとビールも飲みましたv
パンはやっぱりおいしいです。
3・4枚目はパンにつける付け合わせです。
スープが出て来て、メインはシシケバブ。
何の肉かと思ったら牛でした。
牛とポテトとピラフで、かなりおいしかったです(こればっか)。
デザートはあま~いケーキです。
ケーキというよりホットケーキのような・・・ドーナツのような・・・よく分からないけど極甘でした。

昼食後は本日の宿泊地アスワンへ向かうわけですが、ルクソールからアスワンへもコンボイで行かなければいけません。
また集合場所へ行って出発時間を待っていたのですが、今度はなんとバスに警官が乗り込んできました。
アスワンへ行くのは私たちだけなんで、先導の警察車がなくバス乗り込み、後に一台つきました。
しかしルクソールからアスワンまで約360km。
とてもつもなく遠い・・・てこって、警官も途中でチェンジでした。
観光警察も大変だなぁ、でもエジプトは観光でもってる国だからそれに力を入れるのは当然かな。
82.jpg83.jpgルクソールを離れる前に、ルクソールの街並みを必死に車窓から撮影してました。
左の写真はルクソール博物館(残念ながら今回は入ってません)です。
ここは1975年に開設された博物館で、ルクソール周辺の遺跡から発掘された遺物が展示されています。
またルクソールにはミイラ博物館というものもあり、とても小さな博物館らしいのですが、人間だけじゃなく動物・魚などのミイラもあってとても貴重です。
ミイラを作る工程なども解説されていますので、ミイラに興味のある人は必見かもしれません。
ツアーで訪れることはあまりないかもしれませんが、フリーがあるなら是非行ってみたい場所です。
右の写真は馬車です(見れば分かる)。
街のあっちこっちに馬車が走っていて、車より馬車が多いかもと思えます。
こういう馬車は観光客用ですが、現地の人も馬車を使ったりロバに乗って移動したりととてもゆったりしたカンジがします。
ヨーロッパも馬車が多く馬糞臭かった覚えがあるんですが、エジプトではほっとんど臭いませんでした。
まあ近づいたら臭いのは当然ですが・・・。
ついでに馬糞は結構落ちてます。乾燥してるため糞がべちゃっとしてません。おかげで臭くないのか?

昼にルクソールを出発して夜にアスワンに到着。
着いてすぐに夕食でした。
85.jpg87.jpg88.jpg89.jpg90.jpg
このレストラン、ナイル川に浮かんでいて揺れる!
それなのに隣のテーブルにいた欧米人のガキが音楽に合わせて踊りまくっていたため、更に揺れる!必要以上に揺れる!!!
夜になって眠くなっているのに、このいや~な揺れ!
船はキライなんだよっ!こんなとこで船酔いさせるなよっ!とドツキたくなりました。
まあヤツラはそのうち帰りましたので、あとは平穏でしたが・・・。
さてご飯。
飲み物はステラビールとコーラ。
またしてもコーラですが、アラビア文字で書かれているのが分かりますでしょうか?
エジプトではやたらコーラばっか飲んでたなぁ。なんでかな?
2枚目はパンと付け合わせ。パンは美味いよっ!
続いてスープ、メインは肉料理。
レモンを絞ってあっさりとおいしくいただきました。
デザートはバナナだったんですが、傷んでいるようにも見えました・・・。

食後ホテルへ。
ホテルはナイル川にある島。
島全部がホテルの敷地というホテル。
日本のホテル浦島みたいに船でホテルへ行きます。
どんなホテルかワクワクしてたらとてもゴージャスなホテルでした。
写真は到着した夜と、翌日朝散歩した時に撮影したものです。
91.jpg92.jpg93.jpg
ホテル外観です。
本当に大きなホテルで、夜は夜でライトアップされていてキレイだし、朝は爽やかなイメージでした。
94.jpg95.jpg96.jpg97.jpg
窓からの景色とホテルの庭の写真です。
何故か動物園までありました。
98.jpg99.jpg
ホテル内部です。
ゴージャス~。
入るとウェルカムドリンクが出てきました。
ロビーとかはとてもゴージャスですが、部屋は結構普通でした。
可愛いデザインかな?落ち着けるカンジでした。